冬期講習で大切なこと

 まもなく冬休み、お子様にとってはクリスマスやお正月にお年玉にと、わくわくする行事が目白押しです。

夏休みと違って冬休みは大掃除や大晦日、お正月などの年中行事があって、お客さんが来たり、家族で出かけたりと、家の中もばたばたしていて落ち着かないものです。その点を考慮して学校の冬休みの宿題も「書き初め」程度であまり出ません。そんな中でも落ち着いた雰囲気のもと、お子様が学習に打ち込める環境が当塾の冬期講習にはあります。

 冬期講習では、中3年生は高校入試5教科で各教科プラス10〜20点アップを目指して取り組みますが、中1・2年生は英語と数学に絞って集中的に学習します。短い冬休みなので、あれもこれもと欲張って多くの科目に手を出しても、冬休みが終わった段階で「やった!」と自分でも満足し、胸を張って自信が持てるものは残せません。また、通常授業では週2回ですので、塾で学習したことを次の授業日までに忘れてしまうことがありますが、冬期講習ではほぼ毎日続けて英語・数学を学習するので、家で復習しなくても知識や理解が積み重なって向上します。特に、日頃の積み重ねが大切な英語・数学だからこその冬講です。

 横浜市の公立中学校では、公立高校の入試日である2月14日ごろに中1・2年生の「学年末テスト9科目」を実施するのが慣例となっています。その1週間後には「横浜市学習状況テスト(5科目)」を行うため、それまでに英・数は教科書の大半を終わらせるように学校の授業もスピードアップします。正月の松飾りが明けて、成人式を迎えると学年末テストまでちょうど1ヶ月です。その間にはインフルエンザも大流行するので、意外と早いものです。

 一方、中3年生にとっては、志望高校合格への大きな前進を当塾の「冬期講習」で歩み出して下さい。その後の1月・2月の「入試直前特訓講座」を含めた3ヶ月間のプログラムが大きな成果へと結びついていきます。高校合格プログラムのスタートが冬期講習であって、その後の入試直前の追い込み学習も大切です。(1月には志望校に合わせた「面接試験対策」を1ヶ月かけて継続して行います。「特色検査対策も、秋に特色検査模試を数回は受けているお子様もいるかとは思いますが、対策学習が本格化するのはこの時期からです。)

 皆さんの中には、12月の学校の三者面談を経て、初めて会場模試を受けたというお子様もいることでしょう。それまでは中3年の内申点確保のため、高校入試の7割を占める中1・2年の理科や社会が手付かずだった…というお子様も。秋に友達の誘いで受けた会場模試の結果が思わしくなかったり、志望していた公立高校にあと一歩(合格可能性50〜60%)なので大丈夫だろうか?…とか、「もし、入試倍率がこれより上がったらアウトだよ…」と友達には笑って話したものの…。そんな受験生を応援するのが当塾の「冬期講習」と1・2月の「入試直前特訓講座」です。毎年、多くの受験生を合格へと導いてきました。4年連続で全員第一志望高校の合格を果たしています。これは、塾の指導ばかりが良かったという訳ではなく、生徒みんなが、塾の授業のない日にも夕方から夜遅くまで自習をしに来てくれた結果でもあります。生徒たちの学習への相乗効果も当塾の自慢です。

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