ベネッセ調査によると、家庭での学習時間が「ほぼ0時間」と答えた高校生は3割います。これらの生徒は、部活動やバイト・スマホ・ゲームなどに夢中になっているケースが目立ちます。「学校から出された宿題だけやっている」と答えた高校生も3割です。つまり、高校生でコンスタントに1時間以上自宅学習しているのは全体の4割以下に過ぎません。もちろん、通っている高校のレベルにもよります。

 例えば、卒業生の4割は専門学校へ、4割は推薦入試・AO入試で中堅大学・短大へ、残り1〜2割が一般入試で大学進学を目指している生徒の通う高校では、生徒の学習へのモチベーションは低く、特に、高校3年の11月を過ぎる頃になると、推薦・AO入試ですでに進学が決まっているため、学校ではガヤガヤしてもはや授業が成立しない事態になっています。そういう高校では、一般入試に向けて受験勉強に励む生徒は、卒業要件まで欠席日数を使い切って、高校を休んで塾や予備校で自習していることで学習時間を確保しているのが実情です。

 一方、7割以上が一般受験で大学進学を目指している生徒の通う高校では、推薦・AO入試で進学をすでに決めた生徒は少数派なので大人しくしており、12月末でも受験に向けた充実した授業が展開されています。

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