「さあ、これから1分あげるから、これを覚えよ。1分経ったらテストするぞ。」と言うと、生徒は必死になって覚えます。1分後、すぐにテストをせずに、1~2分ほどダラダラと「実は、先生は若い頃、大阪に住んでいたんだなぁ・・・」などと、テストとは関係のない話をすると、「先生のくだらない話をしていると、忘れちゃうよぉ~」と叫びつつも、覚えたことを必死でキープしようとする子もいます。これも、”思い出す”訓練を与えているのですよツ!
実はこのとき、不思議なことに、子供たちは必死で覚えたことに加えて、テスト前に私が話したことも記憶してしまうという現象がみられます。